黒嶺ユメと白浜和美の2人が多額の報酬を獲得できる裏バイトに従事する中で、時には命が奪われる怪奇現象から何とか身を守る様子を描くオカルトホラーの裏バイト:逃亡禁止。
裏バイト:逃亡禁止は「本作品は心身に多大な影響を与える可能性がございます」という注意書きがなされる程ホラー展開が続きますが、篠月橙というキャラクターが唯一癒しを与えてくれますよね。
今回の記事では、原作購読者の僕が橙の魅力や登場回について説明していきます!
この記事で分かること
- 裏バイト:逃亡禁止の橙の魅力
- 橙の登場回
- 橙に対するSNSでの声
※この記事は原作漫画のネタバレを含むのでご注意ください。
目次
裏バイト:逃亡禁止の橙の魅力3選
まずは、橙の魅力を3つの観点から説明していきます。
いつも前向きでかわいい
2巻の水族館スタッフで初めて登場した橙は裏バイトを始めた理由を語ります。
友達に連帯保証人になって欲しいと言われた橙ですが、了承すると友達は蒸発してしまった様子。
そして、橙は友達が帰ってくるまでに借金を全額返済して驚かせたいと意気込むのでした。
また、「この機会が無ければハマ先輩もユメ先輩にも会えなかった訳で連帯保証人になって良かった!」と前向きに捉えていました。
和美から頭モンキーと言われるのも納得ですよね笑。
底抜けに明るくて常にポジティブであることも橙の魅力の1つでしょう。
橙を見ていると、こっちもポジティブになれます!
怪異を無力化するときがある
『裏バイト』、橙ちゃんがいない回だと緊張感が高まるというか、水族館と尾行バイト以降の橙ちゃんが怪異キラー過ぎる pic.twitter.com/vpaiWyen3h
— ラブレス (@cl3zt) August 31, 2022
主人公のユメは匂いで怪異を察知する能力を持っていますが、橙は無意識のうちに怪異を回避して最終的には無力化してしまいます。
例えば、7巻80話の交通量調査員において、橙は赤刃トンネルを通過する車両をカウントするという裏バイトに従事します。
一般車両だけでなくおぞましい顔をした霊が多数通過するのですが、恐怖心を感じずに車両として区別しなければなりません。
しかし、橙は一切怖がることなく任務を終えて生還するのでした。
このように、無意識のうちに怪異を無力化してしまうのも橙の魅力ですね。
出てくると安心感がある
裏バイト:逃亡禁止は基本的にはユメと和美の2人を中心にストーリーが進んでいくのですが、定期的に3人目のキャラクターが出てきます。
しかし、3人目のキャラクターは物語の最後で死んでしまうことが非常に多いです。
また、ユメと和美の2人は怪異を察知する能力を持つユメのおかげで何とか生還するものの、意識を失うなどの被害を受けたことは多々あります。
ただ、橙は作中で唯一怪異の影響を受けずに毎回生還しています。
そのため、橙が出てくると非常に安心感がありますし、ファンからも「橙が出てくる回は勝ち確定!」と言われています。
裏バイト:逃亡禁止の橙の登場回をネタバレ紹介
ここからは、そんな魅力溢れる橙の登場回についてあらすじを交えながらまとめていきます。
2023年12月12日に発売された11巻までの内容を基に記載しますが、最新刊が発売される度に情報を追記します!
水族館スタッフ(2巻)
記念すべき橙の初登場回です。
ユメ・和美・橙に任された仕事は水族館のバックヤードの管理と受付です。
裏バイトを始めてから数日後、橙はバックヤードで迷子になってしまいます。
そして、全裸の男が橙に近づき、「全生物の母なる存在であるマザーフィッシュが水槽の中にいる」と言いながら取り込もうとします。
すると、橙は落ち着く…気持ちいい…かも…と意識を失いかけますが、和美が「忘れてんじゃねーぞ橙!今日シフトだろーが!今すぐ来いオラー!」と大声を張り上げたことで何とか目を覚ますのでした。
探偵助手(3巻)
ユメ・和美・橙・緑澤由紀の4人は、CM・ドラマ・映画などを何でもこなす国民的アイドルである吾妻史郎を尾行するという裏バイトに従事します。
初日の任務を終えて、ユメと和美の2人は何時間も吾妻史郎を観察しているにも関わらず、未だに後ろ姿しか見ていないことに気付きます。
数日後、吾妻の家の合鍵を使って潜入すると吾妻の死体を発見しますが、同じ時間帯に橙は吾妻を尾行している様子。
また、吾妻の顔を見てしまった者は例外なく不可解な事故で死んでしまうことも明らかになります。
結局、吾妻の死体が発見されたため任務は終了しました。
4人で無事生還できたと思いきや、ストーリーの最後で由紀は吾妻の顔を見てしまい、車に轢かれてしまうのでした。
家政婦(4巻)
大豪邸の家政婦として雇われたユメ・和美・橙の3人は奥さんの葵桐子から熱烈な歓迎を受けますが、何故か「地下室には絶対入らないで」と釘を刺されます。
ある日、橙は主人の桐子から「こっちおいで。いいものあげるわ」と言われ部屋に招かれるのですが、その日以来橙の様子がおかしくなり殆ど姿を見せなくなってしまいます。
さらには、桐子はユメ・和美・橙の3人と思われるぬいぐるみを作っており、「後は仕上げに魂を込めるだけねぇ」と意味深に語ります。
その後、和美が行方をくらましていた橙を発見すると、桐子から貰っていたスイーツをこっそり食べた結果として太っていたことが明らかになります。
また、桐子が地下室に入らないように言っていたのは家出した息子の帰宅を信じて部屋をそのままにしたかったことやぬいぐるみは好意で作っていたことも判明します。
3人が家政婦を辞めるときには、夫婦で「今度は遊びに来てねー!色々ありがとう!」とお見送りをしてくれるのでした。
今作では珍しくほっこりするお話でしたね!
農業手伝い(6巻)
主人公のユメと和美、ダイエットをして完全復活の橙は新種の果実「エヴァルス」を収穫する裏バイトに潜入します。
和美が果実を獲ろうとしたときに、毛で覆われた手が出てきて奪われてしまいます。
結局、カゴ一杯に果実を入れることができたので3人は事務所に戻ろうとしますが、猿のような生物が襲ってきます。
意外と非力だったため何とか逃げ切れたものの、収穫した果実の半数近くが奪われてしまった様子。
翌日の試食会で「エヴァルス」が大盛況だったこともあり、在庫確保のために裏バイトを新たに10人雇いました。
そんな中で、新しく雇われた裏バイトの1人が「エヴァルス」を食べたところ、「俺が果実を食べたんじゃない!果実が俺の中に入り込んだんだ!」と叫びます。
「エヴァルス」を食べると、果実に侵食され猿のような生物となり今までの自分は身体から吐き出されてしまうという恐ろしい事実が明らかになるのでした。
交通量調査員(7巻)
橙が主役のストーリーです。
橙は車両が見えなくなる前に車種別のカウンターを押すという裏バイトに参加します。
最初は軽車両や大型二輪などの一般車両が通過するのですが、段々とおぞましい顔をした「特異車両」が通り始めます。
カウンターを迷わずに押すことができれば「特異車両」は消えるものの、今までの裏バイターは恐怖のあまりカウンターを押しそびれたこともあった様子。
しかし、橙は恐怖心を抱くことなく業務を完遂して無事生還するのでした。
コンビニ店員(9巻)
ユメと和美はコンビニバイトの夜のシフトに入ります。
2人が勤務しているコンビニは誰も居ないのにお菓子がレジに置いてあったり、顔が天井や床に浮き出てくるなど怪奇現象が頻発している様子。
そんな中、橙がコーラと氷を買いに来ます。
というのも、橙は裏バイトの面接に落ちまくったことで気分が落ち込んでおり、気晴らしのためにコーラを飲もうと思ったそうです笑。
ただ、このストーリーにおける橙の出演は終了したので、以降のお話は割愛させて頂きます。
実験助手(10巻)
裏バイトでも一般のバイトと同様に面接があるのですが、ユメと和美は落ちてしまいます。
しかし、橙は面接に合格します!
裏バイトの内容は、ノーベル賞を何度も受賞したことのある荒木源一郎博士の知識などを移送するというものです。
何と千年近く荒木博士の頭脳が引き継がれており、今回で橙は10人目だそうです。
いよいよ実験が始まりますが、橙が大掃除の際に椅子を逆に配置してしまったことにより橙の知識が荒木博士に移送されます。
最終的に、荒木博士の知識は無くなってしまうのでした。
裏バイト:逃亡禁止の橙に対するSNSでの声
最後に、橙に対するSNSでの声をまとめていきます。
今週の裏バイトめっちゃヤバそうだけど橙ちゃんがメインなんで勝利確定じゃんコレ— かゆ☽Asura (@kayu_ff14) January 21, 2023
裏バイト一気読みしたんだけど橙ちゃんが怪異キラーすぎて笑う— リャク (@ryaku_i) June 12, 2023
【橙】私は彼女がいなかったら怖すぎて裏バイト読めてないので、橙ちゃんは大天使だと思っています。主人公二人が高身長美人なのに対し、ちっちゃいのもめっちゃ可愛い。後輩おバカ系キャラなのも大好き
. pic.twitter.com/XXHHbFAcvH— 糠床 (@todaco) June 18, 2022
やはり、橙の「怪異キラーぶり」や「出てくるときの安心感」に魅力を感じている人が多いようですね。
まとめ
- 裏バイト:逃亡禁止の橙の魅力はいつも前向きであることや登場回の安心感
- 2024年1月現在、橙は水族館スタッフ・探偵助手・家政婦・農業手伝い・交通量調査員・コンビニ店員・実験助手にて登場する
今回の記事では、橙の魅力や登場回についてまとめました。
橙は裏バイト:逃亡禁止の中で一番好きなキャラクターですし、もっと登場して欲しいです!
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