2024年1月12日に9年ぶりに新作アニメが制作されることが決定した大人気漫画「あたしンち」。
家族愛を存分に感じることができるため、幅広い年代から愛されている作品です。
そんな「あたしンち」ですが、「あたしンちの母って毒親だよな…」のようにネガティブな反応があることも事実です。
そのため、「あたしンち」の母の実態について気になっている方も多いですよね。
そこで、今回の記事では「あたしンち」の母がおかしいと言われている理由や本当の魅力について説明していきます。
この記事で分かること
- あたしンちの母がおかしいと言われている理由
- あたしンちの母の魅力
※この記事は原作漫画のネタバレを含みます。
目次
【結論】あたしンちの母はおかしくない
早速結論ですが、「あたしンち」の母はおかしくありません!
個人的には、不器用な一面はあれど家族思いですし素敵なお母さんだと思います。
あらゆる漫画の中でも「あたしンち」の母は大好きなキャラクターなので、悪く言われるのは少し悲しいです。
あたしンちの母がおかしいと言われる理由4選
まずは、「あたしンち」の母がおかしいと言われる理由を4つの観点から説明していきます。
夕食の献立がちくわだけという日があるから
「あたしンち」の母がおかしいと言われた理由の1つは、夕食の献立がちくわだけという日があるからでしょう。
「あたしンち」の家族には長女のみかんと長男のユズヒコがいるのですが、それぞれ高2と中2という育ち盛りです。
一番栄養を摂らなければいけない年代にも関わらず、夕食にちくわ1本のみという日もあります。
第107話の「おかずの法則」では父の給料日前になるとおかずがどんどん貧相になっていく様子が描かれていたのですが、何と給料日前日の夕食はなめ茸のみでした笑。
「あたしンち」の母は専業主婦なのに夕食を手抜きしているという点に批判の声が挙がっていたようです。
朝食は目玉焼き・ベーコン・納豆ご飯・サラダなど豪華なのも面白いですよね笑
娘には厳しく、息子にはかなり甘いから
上述のように、「あたしンち」には長女のみかんと長男のユズヒコがいます。
ただ、母はみかんには厳しく指導する一方で、ユズヒコには甘い一面があります。
例えば、第85話の「ユズ、ツナ缶っ」ではユズヒコには歯ブラシの交換を許した一方で、みかんには歯ブラシを交換させませんでした。
また、夕食のおかずが切り干し大根だけだったことに文句を言ったみかんに対して「あるもので食べられないなら食べなくて良い」と言うのですが、ツナ缶を出して食べたユズヒコには叱りませんでした。
このように、みかんとユズヒコへの態度の違いがおかしいと言われた可能性もあります。
ただ、母は「ユズヒコは繊細なところがある一方で、みかんは私に似て図太いところがあるから指導の仕方が違うのかも」と語っており、理不尽に厳しい訳ではないことを明かしています。
母親が息子に甘く娘に厳しいのはあるあるな気がします
自分にはお金を使うから
夕食がちくわだけだったりクーラーを付けてくれないのは何故かと子供達から聞かれる度に、母は「お金を節約しなければ家が大変なことになる」と答えます。
ただ、母はママ友の水島さんや戸山さんと一緒に温泉旅行に行ったり、フレンチレストランで食事を取ることもあります。
また、冷蔵庫の中の野菜を使わずに腐らせるなどお金を無駄にしています。
子供達には節約と連呼しているのにも関わらず自分自身はお金を浪費している点はおかしいと言われた理由の1つでしょう。
無駄遣いが嫌いな母が季節ごとに文鎮を変えたいと言っていたシーンには笑ってしまいました
令和の価値観に合わないから
「あたしンち」の作者であるけらえいこさんは実母をモデルにしていると語っています。
つまり、昭和の母親像が描かれているんですよね。
そのため、先生が生徒を廊下に立たせただけで体罰となってしまう令和の価値観と合わないことが分かると思います。
確かに、真夏にクーラーを買ってあげないのは今の時代では虐待と言われてしまいますよね。
あたしンちの母の魅力4選
次に、「あたしンち」の母の魅力について4つの観点から説明していきます。
実は家族のことが大好き
母の最大の魅力は家族愛です!
上述のように、ダメな部分もある母ですが、父・みかん・ユズヒコの3人のことが大好きです。
例えば、第306話の「母、猛暑の日っ」において、母は家族を喜ばせるためにお刺身を買います。
猛暑故に早く帰宅しないとお刺身が腐ってしまうと考えた母は、家族が喜ぶ姿を想像しながら一生懸命走ります。
しかし、家に帰るとお刺身に保冷剤が付いていたことが判明し、母は疲労から寝込んでしまいます。
その後、父・みかん・ユズヒコの3人が楽しそうに手巻き寿司を食べている声を寝室で聞きながら、母は笑顔を見せるのでした。
自分に自信を持っている
「新あたしンち」の第24話「父は母のどこが?」において、母とみかんが何故父と結婚したのか語り合うシーンがあります。
そこで、母は「お父さんは私の顔が好みだったんだって」と衝撃の告白をします。
その後、母は真面目・明るい・働き者など自身の魅力を10個くらい羅列します。
自分に自信が持てないみかんは「何!?このお母さんの自信は…」と青ざめるのでした。
母くらい突き抜けて自信家だとむしろ清々しいですよね笑。
父曰く、母と結婚したのは人助けだそうです笑
少し抜けているところがある
「あたしンち」の母の魅力の1つは天然なところです。
第162話の「母、耳がザツ」において、みかんは遊んでいて帰宅するのが遅れます。
すると、母は「みかんが可愛いから叱ってるんじゃないのよ。みかんが憎いから叱ってるの」とフレーズを逆にしてしまうのでした。
また、外国人と衝突したときにアイムソーリーと言うべき場面でアイスクリームと言ってしまったり、ファミレスでステーキを頼む際にミディアムをミレニアムと言い間違えてしまいます。
このように、どこか抜けているところも可愛いですね。
意外と内弁慶
意外だと思いますが、実は母は内弁慶です。
母はみかんやユズヒコには何でも言っていますが、外に出ると何も言えなくなってしまいます。
第258話の「母、内ベンケイっ」では母の内弁慶なエピソードが描かれています。
母は夕飯のおかずにコロッケとメンチカツを買ったのですが、メンチカツが1個足りないことに気付きます。
激怒する母はずっと文句を言っておりお肉屋さんに謝ってもらうことを決意しますが、いざお肉屋さんに行くと何も言えずにメンチカツを買って帰るのでした。
また、父と回転寿司を食べに来た母は赤貝を注文するのを恥ずかしがっています。
結局、父に赤貝を注文して貰いました。
家ではガミガミ言うのに外だと大人しくなってしまうのも母の魅力の1つでしょう。
あたしンちの母はおかしい?まとめ
- あたしンちの母がおかしいと言われる理由は貧相な夕食や自分にはお金を使うから
- あたしンちの母の魅力は家族愛や自信家なところ
この記事では、あたしンちの母がおかしいと言われる理由や本当の魅力について説明しました。
2024年1月12日にはあたしンちの新作アニメーションが制作されることが発表されましたし、今から非常に楽しみですね!
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